気を付けるべきシーズヒーターの利用法

シーズヒーターはニクロム線の発熱を利用した暖房器具で、丈夫で長持ちするのが特徴です。またハロゲンヒーターのように加熱によって明るくならないため、寝室の暖房にも適しています。掃除をする場合は、必ず電源プラグをコンセントから抜いて行います。電源を入れたままお手入れをすると、感電することもあるので注意が必要です。また不具合があった場合、自己判断で分解するのは危険です。修理は販売店か、専門の技術者に依頼するのが望ましいです。また通常、太い加熱エレメントに低いワット密度を設定すると、ヒーターとしては耐久年数が延びますが、その分、すぐに暖まらないというデメリットが生じます。そのため評判の良いヒーターでは、ヒーター配列やワット密度を工夫して、優れた即暖性を実現しています。ただし消費電力が1kW以上のヒーターでは、15A以上の電源コンセントに接続する必要があるため注意します。

ヒーターの日頃のお手入れで注意したいこと

シーズヒーターは多少の水に濡れても機能に支障はなく、また衝撃にも強い構造をしています。ただしヒーター管は防水加工が施されていますが、本体は防滴仕様ではないので、わざと水をかけることは控えるべきです。お手入れの際は、中性洗剤を薄く溶かした液でタオルなどを固く絞り、こまめに拭くようにすると汚れません。ただし漂白剤の使用は、変色することがあるのでおすすめできません。最後に乾拭きして、よく乾燥させると長持ちします。また防災対応型は、転倒によって本体が傾くと、通電が自動で停止します。これは故障ではないので、元通りに立てると通電が再開されます。さらにストーブの向きを、手動で広範囲にわたって変えられるタイプもありますが、強い力で短時間に繰り返し変更すると、故障の原因となります。

本来の用途以外では使わないようにする

シーズヒーターは部屋を暖めるのが目的なので、ペットを直接暖めるために使用したり、衣類の乾燥に利用したりすることは望ましくありません。本来の用途以外に使うことは控えるべきです。また同じ向きで、一か所を暖め続けるのも良くありません。さらに通電しているシーズヒーターは、わずかに赤く発光していますが、明るい部屋ではわからないこともあり、ヒーターの消し忘れには十分注意します。また通気孔にほこりが溜まっている場合には、掃除機で軽く吸い取ると良いです。その他、初めて使う時に、塗料の臭いが発生するケースもありますが、すぐに消えるので心配ありません。初めだけ煙が出ることもあるので、換気をしっかりしてから使うようにします。この初回の煙は故障ではなく、しばらくすれば自然に消えます。